動中の工夫

坐禅コミュニケーション

お経・題目・念仏のリズム

今日は坐禅会の後、みなさんでお経のお稽古をしました。
 
和尚が英語で般若心経を読みましたが、リズムが良くてびっくりしました。お経は漢訳仏典を普段読んでいるわけですから、リズムさえよければアメリカ人は英訳仏典を読誦してもよいわけです。
 
誦経のほかに念仏(南無阿弥陀仏)や題目(南無妙法蓮華経)もリズムが良く、繰り返し唱えるのに適しています。日蓮宗ではうちわ太鼓を打ち鳴らし南無妙法蓮華経を繰り返し唱えます。大きい声を腹から出すのはとてもいいものです。
 
臨済宗のお経では『延命十句観音経』が繰り返し繰り返し唱えるのに適していると和尚は言います。今日は皆さんでこれを大声で何遍も唱えました。大きい声を出すと言うことがあまりない生活、こんなにストレス解消になるとは思いませんでした。