動中の工夫

坐禅コミュニケーション

2010-01-01から1年間の記事一覧

乞食の綿入れ―寒さに慣れる

寒いときは「乞食の綿入れやろうか」「よかろう、やろう」というので、丸裸になって、褌までパッと取ってやった。今度この綿入れを着てみい。ボーッと温うなってくる。乞食の綿入れじゃ、それはおもしろい。(中略)そうしてシコでも踏んで綿入れを着てみい…

雀鬼・桜井章一

麻雀の代打ち時代、20年間無敗だった雀鬼・桜井章一氏。氏が運営する麻雀道場での指導風景を以前テレビで拝見した。 牌の持ち方や「背筋を伸ばせ」「もっと肘を下げろ」などの姿勢などといったところを指導していた。道場では牌の切り方(1秒で切る、その美…

鼻持ちならない

野狐禅に陥った者の言動・所作などをよく「鼻持ちならない」などと表現する。「丘サーファー」なんかも類義語かもしれないが、私もその域をでない一人であろう。今回はその戒めとして、昨日の坐禅会での法話を記録する。 1日一炷は坐るという生活習慣ができ…

誕生寺の晨朝法話

今日は祝日のため仕事はオフであったので、以前から気になっていた千葉県鴨川にある日蓮宗大本山・誕生寺の晨朝法話に参加しました。 朝のお勤め:5時50分から 法話:6時20分から 誕生寺HP(http://www.tanjoh-ji.jp/) 5~6名のお坊さんが「南無妙法蓮華…

何をか為さん

最近、書店で山本兼一『命もいらず 名もいらず』を購入した。幕末・維新時に活躍された山岡鉄舟を描いた時代小説である。 山岡鉄舟居士は剣・禅・書の達人であり、私が参加している坐禅会とも関わりがふかい。 ここで描かれる鉄舟は自分のため=世のためとな…

お経・題目・念仏のリズム

今日は坐禅会の後、みなさんでお経のお稽古をしました。 和尚が英語で般若心経を読みましたが、リズムが良くてびっくりしました。お経は漢訳仏典を普段読んでいるわけですから、リズムさえよければアメリカ人は英訳仏典を読誦してもよいわけです。 誦経のほ…