動中の工夫

坐禅コミュニケーション

煩悩を断つ

机上の空論と大喧嘩

「正念相続を以て自己の煩悩や悪癖に喧嘩売る」、それがこのブログのモットーだ。しかしそれでほんとにいいのか?と最近思い始めている。 私は本気だ、常に本気だ。美しい立居振舞がしたくて坐禅を始めるとか、コミュニケーションスキルの向上のために腰骨を…

成功は失敗の元?

成功体験が次の挑戦を生みまた成功を生む、これは理想である。しかしそう上手くはいかないもので、成功体験「こうやったからうまくいった」に執着し、その後失敗してしまうことがよくある。 たとえば坐禅でも「今日は実に上手く坐れた、ばっちり姿勢も呼吸も…

胃腸虚弱は体質か?

仕事を開始して一週間がたった。ここで体調について総括したい。 まず朝がつらい。どういうわけか朝の緊張感が強い。休息期間中は朝5:30~6:00には起床し、二炷の坐禅と読経を行っていたが、すこぶる快調であったのにである。 つぎに朝食を食べる食欲がない…

植木雅俊『梵漢和対照・現代語訳 法華経』

本日の朝日新聞「ひと」欄に植木雅俊の『法華経』訳本の紹介があった。『法華経』について南直哉・玄侑宗久『〈問い〉の問答―同時代禅僧対談 』に議論があった。それで『法華経』に興味を持つようになった。私のうちは日蓮宗だが、この間はじめて法華経を読…

煩悩を断つとは

私の煩悩というか気の迷いのようなものははたからみてかなりいらいらするらしい。何か決断するときに2つ以上の概念の狭間に迷う、知らず知らずのうちに回避の思考回路に入っているなどが多い。例えば何かを2度失敗しているとき「二度あることは三度ある」と…