動中の工夫

坐禅コミュニケーション

袴は肚の力養成ギブス

坐禅せんと欲する時、閑静処において厚く坐物を敷き、寛く衣帯をつけ、威儀をして斉整ならしめよ」『坐禅儀』

坐禅会では普段、作務衣を着てゆくことが多い。みんなで掃除をすることが多いので便利である。

しかし、坐禅するならばきちんとした格好であるほうがやはり坐りやすく、在家の人は袴が正式とされている。

剣道用でいいと思うし、曹洞宗なら永平寺総持寺の近くには坐禅向けの袴が売っているらしい。

※私は袴は持っていないし、人生で着用したこともないので以下のことは未験である。

袴というのは坐禅や剣道で大切な肚の力を鍛錬するのに適した着衣とのこと。服装にも意味があるんですね。

そういえばネクタイで首を絞めるのは交感神経優位になって仕事の効率を上げる(長時間では疲労度増)らしい。

副交感神経を上げたいときは、ネクタイをはずせばいい。服装で自律神経をコントロールしているのである。