動中の工夫

坐禅コミュニケーション

回答を求められた時の工夫

私:「じゃあこれやっといてくれる?」

相手:「いつまでにやればよろしいですか?」

このときの私の心理:ああしまった、自分自身いつまでにやればよいか考えてなかった。説明不足だった。どうしよう、相手はとまどっている…。

 こんな思考回路になって、頭がパニックになって、相手の質問に上手く答えることが出来ない。しかも会話しながらだと考えがまとまらない。

 これは「会話しながらだと考えがまとまらない」というパソコンでいう「メモリ不足」の状態にプラスして、相手をとまどらせてしまって「私は本当にnot OKだ」と考えてしまう基本的構えにも問題があると自己分析している。基本的構えに問題があるために、この状況下で「相手をとまどらせてしまった」という後悔まで、二の念、三の念を継いでしまっているのである。

 したがって「回答を求められた時」は、ただ回答することに只管工夫する、只管回答すればよいのである。難しいかもしれないが試してみたい。