動中の工夫

坐禅コミュニケーション

厳しさをもって坐る

 今日は坐禅会の後、釈宗活老師のお墓参りをした。

 和尚から釈宗活老師の逸話を拝聴した。円覚寺で大変厳しい修行をされて、三年間は横になって寝なかったという。臘八大接心を三年続けたようなものである。

 私はそれを聞いて釈宗活老師は体力のあるかたなのだなと思った。ところが実際は気性は激しいが身体が弱かったのだという。

 比較するのもおこがましいが、私と言えば、仕事で疲れたから夜坐をサボり、朝は眠いから線香を半分に折って半炷しか坐らなかったり…。疲れやすい体質だから仕方ないよねと自分に言い訳している。これじゃいかんなあと思いました。