動中の工夫

坐禅コミュニケーション

散歩の工夫

 ウォーキングをされる方が多い。手を大きく振り大股で歩いているので散歩ではなく、ウォーキングをされていると一目でわかる、そんな方とよく行き会う。私は只の散歩だが散歩でもウォーキングでも可能な工夫がある。

 川島教授曰く、「会社や学校から帰宅するルートを変えてみるだけで脳は活性化します」、また曰く「通勤通学の道のりも脳のトレーニングの宝庫です。目にした広告や看板の文章などを出来るだけ早く黙読しましょう。これで前頭前野がみるみる活性化するのですよ」(『脳を鍛える大人のDSトレーニング』)。

 散歩であれば自分のペースなので植物や鳥の観察をするのも良い。季節の移ろいが早いことを実感できる、散歩中に出会う風景はまさに一期一会である。デジタルカメラを持っていくだけで撮るぞという意欲が湧いてくる。これも一つの工夫であろう。