動中の工夫

坐禅コミュニケーション

2008-07-13から1日間の記事一覧

開板の工夫

開板(魚板)は禅寺で合図に用いられる板であり、七、五、三に打ち鳴らされる。説明が難しいが、『遠山の金さん』の御出座シーンでならされる太鼓のようなリズムで打ち鳴らす。 坐禅会でこの開板を任されたのであるが、坐禅関係書籍やインターネットを渉猟し…

不立文字の世界でとるノート

『上達の法則』から著者岡本浩一氏が茶道のなかで気付いた「ノートをとる」効能について。 「まず、茶道の所作は、技能であるから、(中略)本来言語化できないことが多い。それでも記録するためには、言葉のないところに自分なりに言葉を作っていかなければ…

アマチュアでも工夫

今、私は岡本浩一著『上達の法則』という本を読んでいる。物事がなかなか上達しないのは、本人にとってなかなか苦しいことであり、教え導く師にとってもまた歯痒いことであろう。 今日の坐禅会での法話。 専門道場では厳しい修行をして、無駄を一切省いた効…