動中の工夫

坐禅コミュニケーション

摂心―長時間坐ることの意味―

 坐禅会での和尚のお話を引用する。

 考えると、摂心が七日なのは、実によく工夫されていると思う。坐睡のみの摂心も2~3日目が眠気のピークで、それ以後は眼が冴えてゆく。5~6日目になるとみな目がぎらぎらと一種の光悦状態になっているのか、みないい顏になっておる。

 そして7日目は気持ちいなあ、もっと坐りたいなあと思いながら摂心を終えるのである。みなもお仕事等多忙でなかなかそこまで坐り抜くのは難しいから、ぜひ日常の坐禅ぐらいは精進して頂きたい。


 う~む。1日の摂心でもきつかったから、12月の摂心も不安なのに…。「実によく工夫されていると思う」と言えることが驚嘆すべしである。

 結跏趺坐で降魔坐と吉祥坐を組み替えて坐れるように練習しとかないと。