動中の工夫

坐禅コミュニケーション

100日後に結跏趺坐するのぐち

結跏趺坐ができず、いつも半跏趺坐で坐禅している。

なぜできないのか、分析しつつ3ヵ月くらいかけて坐禅会でも結跏趺坐で一炷坐れるくらいにしたいと思っている。

 

◎なぜできないのか?

股関節が硬い

よく言われることだが股関節が硬いために大腿に足を乗っけたときに膝が床に着かないということがある。以前、開脚前屈を奨められ取り組んでいたことがあったがそれだけでは上手くいかなかった。開脚前屈で開発される股関節の柔軟性と結跏趺坐で必要な柔軟性には少し違うところがあるように思う。

足首が硬い

結跏趺坐をすると足首が伸ばされる。したがって足首の柔軟性も必要と感じるかもしれない。しかし、他の部位の柔軟性がないために足首に強い負荷がかかっていると考えられる。足首に負担がかからないようにするべきで、足首の柔軟性を向上させる必要はなさそうだ。

臀筋が硬い

半跏趺坐でも臀筋が強くストレッチされ、普段の坐禅でも臀筋にかなり負担がかかっていたと思う。結跏趺坐では両脚の臀筋が同時にストレッチされるのでより柔軟性が必要になる。今までこちらの対策が不十分だったと思う。

大腿四頭筋も?

臀筋やハムストリングスの柔軟性を開発するため、拮抗筋の大腿四頭筋の柔軟性も向上させてバランスをとった方がいいのではないかと考える。ただし結跏趺坐してとくに前側の筋肉の張りなどは感じないので、直接結跏趺坐の安定にはつながらないかもしれない。

◎これから取り組むこと

真向法

真向法は4つの動作からなる。秋月龍珉が結跏趺坐を組むための体操として奨めていた。

makkoho.or.jp

・第二体操:長座前屈

・第三体操:開脚前屈

・第四体操:仰向けの英雄のポーズ

これまでは開脚前屈と長座前屈しかしていなかった。合蹠のポーズは結跏趺坐でかかる股関節へのストレッチに近い刺激を感じるので、これも採り入れる。仰向けの英雄のポーズはハムストリングスの拮抗筋である大腿四頭筋のストレッチとなるのでバランスをとるためにこれもやる。

ツイスト

『プリズナー・トレーニング』でも重要視されていたストレッチ。体をひねる動作なので全身の様々な筋肉がストレッチされるが、結跏趺坐に必要な臀筋の柔軟性も高めてくれると思う。体をひねるのは坐禅で固まった身体をほぐすためにも重要で、井上希道『坐禅はこうするのだ』でも奨められていた。

youtu.be

鳩のポーズ

個人的にやってみて結跏趺坐でかかるストレッチに近い効果があったのが、このポーズだ。

yogajournal.jp

◎今後について

進捗状況も随時更新してゆく予定である。2023年4月頃には結跏趺坐ができるようになることを目標とする。