動中の工夫

坐禅コミュニケーション

いざ実践編

 来週より半年間の社会的ひきこもり生活を脱出し、バイトを開始する。この半年間、様々な悪癖・生活習慣の改善、認知行動療法森田療法交流分析の勉強と実践、坐禅などに取り組んできた。これまで今目指している職種での仕事を二回試みて、これが三度目の挑戦になる。いよいよ「動中の工夫」の実践編である。

 とはいうものの不安はある。「この半年間はただの逃避ではなかったか?」「今現在の安定感は喉元過ぎれば熱さ忘れるというだけのことではないか?」「案ずるより産むが易しというが、産みの苦しみをさんざん経験し挫折してきたのではないか?」などなど。しかし禅が教える過去・未来ではなく「今・現在」に取り組むということにひとまず専念してみたい。もし駄目なら他の道を探しながら、しばらく続けて転職すればよいのだ。